【ロシアの本】探し続けた理想のピクチャーディクショナリーはこれだ!
ロシア語の勉強をし始めてからずっと、「ピクチャーディクショナリー」を探していました。テーマごとに分類された絵に、それぞれ単語が書いてある絵本みたいなやつ。英語の勉強を始めたときも、何て書いてあるのか分からなくてもピクチャーディクショナリーが好きでよく眺めていた記憶。
本屋さんに行く度にチェックしていたのですが、なかなかイメージと合うのがなくて今まで入手できずにいました。赤ちゃん向けで載っている単語が極端に少なかったりして…。
けれど!先日ドムクニーギに行ったときについに出会えましたー!理想のピクチャーディクショナリーに!ドムクニーギはこんなところ↓
それがこちら!
写真はozon.ruから。いま気付いたんだけど、ozonで買ったほうが200ルーブル(400円)以上安いぞー!出たよーこのいつものパターン!
В городе(街で)という名前のこの本。
中は、動物たちが生活する楽しいの絵が。それぞれのシーンに関しての短い説明文と、しかけ窓つき。開けると、登場する動物達の台詞とか物の説明文が書いてあります。お店の窓を開けると「ジュースを1つください!」、信号の窓を開けると「赤信号の時は止まらなくてはなりません」などなど。物の名前だけでなく、それにまつわるフレーズが学べてしまう優れものなんです。
これ、裏表紙に「La Citta」って書いてあるので多分イタリアの本なのだと思うのですが、これはローカライズ?それともイタリアでもこの文化あるの?と笑ったのが、「скамейка(ベンチ)」に座ってるおばあちゃんの窓。
開けると、
「おばあちゃんは、鳩にあげるためにいつもパンくずをたくさん持ってきます」との文。ロシアって(モスクワだけ?)、至るところで鳩にエサをあげている人がいるんですよ!!やはりメジャーなエサはパンくず。我が家のマンションの敷地内にもよくパンくずが散らかっているし、駅に向かう道にある薬局の前にも朝は必ず、そう必ずパンがばら撒かれている。まぁ日本でも鳩にエサあげる人いますけど、比じゃないw ローカライズなのだとしたら、本当に細かいところまでよく気が利いています。
まあ、けど1番笑ったのはこの空港のページ。真ん中あたりの「Иллюминатор(丸窓)」と書かれたところを開けると
Бизинес кпасс(ビジネスクラス)!!
あふれる象の富豪感ねww
身体は人間的だから、ガネーシャっぽいしw
こんな簡単な説明だけの窓、他にないよw
なんかもう笑ったところの紹介ばかりですがこの本、「森で」「海で」など他シリーズもあるのでこの街を堪能したあと、徐々に入手していきたいと思います。息子もすっかりお気に入りで、たまに本棚から引っ張り出してきては1つ1つ窓を開けて長い時間眺めています。動物達、表情豊かなのでぼーっと眺めているだけでも癒されること請け合い、久しぶりのおすすめ絵本です!