すくすくモスクワ

ロシアで子育て、やってます。

【旅】母、ヘルシンキへ行く

少し前、二泊三日でフィンランドは
ヘルシンキに行ってきました!

カナダの大学院に留学中の友達が
そのまた友達を訪ねヘルシンキに来るというので
去年の夏ぶりの再会をそこで。
夫と息子はモスクワでお留守番。

ヘルシンキはモスクワから飛行機で
たった1時間半、時差なし、英語通じる、と
三拍子そろった気軽に行ける外国。


目次

1.Stockmannで全部揃うぞ?
2.市内の観光地は回ってきた
3.多言語国家
4.宿泊場所
5.その頃モスクワでは

Stockmannで全部揃うぞ?

初めてのフィンランドだったので
図書館でるるぶとかフィンランド本を
いくつか借りて予習していきました。

ふむふむ、マリメッコのアウトレット。
食器のアラビア、イッタラの
アウトレットもあるのね、と。
ただ、アラビアのアウトレットは
もうクローズしていました。

なんでも工場をフィンランドから
タイに移したらしく、
製造ラインの従業員も解雇されたとか。
そんな情報まで聞いてしまって
一気に食器購入意欲が下がる私。
ブランドイメージって大事…。

マリメッコのアウトレットには
地下鉄に乗って行ってきました。
ちなみに私はマリメッコ製品は
1つも持っていない人だったのですが
お土産含め色々買ってきました。
IMG_7621 (1)

そう、ここはアウトレット。
市内で買うより安いんだろうな~と
期待しつつレジに行ってみたら、
選んだものは全部定価のものだったというw
はるばるアウトレットに来た意味なし!

こちらは、正価で100ユーロ以上買った人に
プレゼント、というエコバッグ。
IMG_8326

今年はフィンランド100周年だそうで、
これはmarimekkoという文字が
フィンランド国旗と同じ色になっている
限定バージョンだそう。
商品は全部定価で買ってきたから、
実質戦利品と呼べるものはこれのみだよ!
けどこのバッグ、市内の路面店でもくれるよ!あはは!


そう私、ヘルシンキを歩いて、
色々なお店を見て気付いてしまったんです。

特にこれといったお気に入りの
ブランドはないけれど「フィンランドらしいもの」を
見にいきたいな~という私みたいなタイプは
とりあえずデパートの「Stockmann」に
行けば良いんだという事実に!!
IMG_7661

Stockmannに行けば、マリメッコ、
イッタラ、アラビア、ムーミングッズまで
全部1か所で揃うのですから…!

免税手続きも、7階だか8階だかの
専用カウンターで楽々できます。
ちなみに、税金は「Global Blue」という会社と
新しい「e-taxfree」という会社いずれかを通して
払い戻してもらうのですが、Stockmannでは
どちらの会社がいいか自分で選ぶことができます。
(marimekkoでは選べなかった)
どちらもクレジットカードへの返金は
手数料無料ですが、現金(ユーロ)での返金は
Global Blueだと手数料がかかります。

我が家は手持ちのユーロが少なくなっていたので、
e-taxfreeで現金で払い戻してもらいました。

両社の空港のカウンター、
Global blueは到着ロビーにあるのですが
e-taxfreeは出発ロビーにあって
すごく分かりやすかったです。

市内の観光地は回ってきた

ヘルシンキはとてもコンパクトな街なので
二泊三日でもゆっくり回ることができました。

特に好きだったのは、「カンピ静寂の礼拝堂」。
カンピ静寂の礼拝堂は、礼拝などの公式儀式や教会区の人々のための行事を行う施設ではありません。人々が心を安らかにすることを手助けするような活動をしています。訪れる人々の話し相手をするために、ヘルシンキ教会区や市福祉課のスタッフが常駐しています。
IMG_7539

見慣れない形をした木造建築。
街の中心部にあるのですが、中に入ると
その名の通り静寂に包まれます。
空気が全く違うのですよ、ドアの内と外で。
瞑想に理想的な空間。おすすめです。

次回はもっと森の方に行ってみたいなー。
フィンランドと言えば、森と湖!

あと息子と一緒にムーミン谷に行きたい。
ここは夏のみオープンしていて、
今年は6月10日~8月27日のオープンっぽい。


多言語国家

フィンランドの公用語は、
フィンランド語とスウェーデン語。

フィンランド語って初めて聞いたのですが
結構ハキハキ強めのアクセント。
もちろん何も聞き取れないし、
まあロシア語が恋しい恋しい…w

ただそんな中でも、ロシア人観光客が多くて、
ロシア語を聞く機会は想像以上にありました。
Stockmannで免税手続きをしてくれた
お姉さんもロシア語話者で、聞くと
ロシア人のおばあさんから叩き込まれたと。

「フィンランド語が世界で1番難しい、
っていう人もいるけど絶対に嘘!
文法は複雑だし例外だらけのロシア語の方が
よっぽど難しいから!」と力説していましたね…。


ヘルシンキは、人々の普段の会話は
フィンランド語なのですが、ほとんどの人が
普通に、ネイティブなんだよね…?と
聞きたくなるような英語を喋るので
意思疎通には困ることがありません。

落ち合った友人によると、
多言語教育や言語学がすごく発達していて
友人が大学院で読む文献などもフィンランドの
教授が書いたものがとても多いそう。
学ぶのは英語だけではない。子供達も7年生(中学1年生)になれば、フィンランドのもう一つの公用語であるスウェーデン語の授業も加わり、身近にスウェーデン語やロシア語の話者もいるので、“英語のみ”が唯一の外国語として過剰に意識されることはない。小学校でも、フランス語やドイツ語などの第二外国語の選択授業があり、中学でもスウェーデン語以外にもう一つ、高校でもさらにもう一つ、と選択していくと最大で5カ国語を習得できる仕組みだ。
確かに、街に多言語が溢れているし
テレビをつけても英語番組がそのまま流れ
字幕がフィンランド語、というのもよく見たので
他言語との接点が圧倒的に多いのでしょうな…。

それだけで身につく訳ではないと思うけれど、
他言語がある日常が普通だし、
何言語も操る人がいるのが普通。
そういう生活で培われる「言語との向き合い方」
みたいなものは、習得にプラスの影響を
及ぼすのだろうなあと思ったりしました。


宿泊場所

友人の友人が勧めてくれた
ホテル、F6に泊まりました。
新しいホテルだそうで、内装もきれい。

あと、朝食が驚きの美味しさ!
オーガニック食品がたくさん並び、
野菜からベリーまで種類が豊富。
ああ、ここは北欧…!と思いながら、
ビュッフェ形式なので何度も足を
運んでしまいました。本当に美味しい。

ヘルシンキ市内は基本的に石畳なので
スーツケースを引っ張っての移動が一苦労。
できるだけ駅やバスの乗り場から
近いホテルだと良いと思います。
タクシーはあまり走っていないし、高い!


その頃モスクワでは

モスクワに来て初めて、
「ママがいない」を経験する息子。

初日に「ママに会いたいって泣いてる!」と
夫からメッセージが入ったので
ビデオ通話してみると「ママがいいの~
ママに会いたくなっちゃったの~」と号泣する息子の姿が。

何とかなだめて電話を切ると、翌朝
「パパも(妹が生まれるとき)パパのママに
会えなくて本当に寂しかったよ。
その時は携帯電話もなくてさ、という話をしたら
落ち着いてようやく寝たよ」という夫からのメッセージ。
携帯もiPadもなかった時代がある、というのを
その会話で初めて知ってびっくりしていたらしいw

本当によくがんばってくれました!

息子へのお土産は頼まれていた
「スノークのお嬢さん」のぬいぐるみやら
ムーミングッズもろもろ。
IMG_7544
この「スノークのお嬢さん」、
ムーミンと全く同じ作りで、
眉毛と目の色を変えただけw
(いや、全キャラクター同じなのか?)

息子も「これスノークのお嬢さんなの?
見えないけど??」と言っていましたが、
自慢げに持ち歩いていることもあるので
まあ、良しとしましょうw

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