【街歩き】エリツィンもゴーゴリも眠るノヴォデヴィチ墓地
モスクワにある世界遺産の1つに
「ノヴォデヴィチ女子修道院」
Новодевичий монастырьがあります。
先日、その修道院に併設された
墓地に行ってきました。
ロシア大統領を務めたエリツィン、
ソ連の最高指導者だったフルシチョフ、
作家のゴーゴリもチェーホフも
ここに眠っています。
1898年から造営が始まったという
この墓地には実に様々なタイプの
お墓があるのですが、故人がどんな
人生を送ってきたということを
立体的に表したお墓が目を引きます。
以下、ぜひ見ていただきたいお墓ベスト4！
①手前に寝ている犬がかわいい。
ピエロであり俳優であり、
かつて率いたサーカスが彼の死後、
その名を冠するようになったニクーリン。
Юрий Владимирович Никулин氏。
②二度「Герой Советского Союза（ソ連邦英雄）」という
ソ連最高の栄誉称号を授与されている
Виталий Иванович Попков氏。
私のロシア語力ではWikipedia読んでも
どんな功績が称えられているのか
よく分かりませんが！
飛行機乗りだったぽいことは
もうこのお墓を見れば一目瞭然。
モスクワの労働者家庭に生まれ育ち
ここまでの功績を残した人らしいので、
市民から親しまれているせいなのか、
はたまた何か違う理由からなのか、
どのお墓よりもたくさんのバラが手向けられていました。
③半端ないイケメンだったことが
手に取るように分かる、俳優の
Вячеслав Васильевич Тихонов氏。
「戦争と平和」に出ていた人だそう。
日本語版Wikipediaもあった。
彼の後ろに掘り起こされていた、
宗教画のような絵が美しかった。
④さて、私が1番興奮したのはこの方のお墓。
先日見に行った、動物劇場を作ったドゥーロフ氏！
参考）【街歩き】癒されスポット「ドゥーロフ動物劇場」
ここにドゥーロフ氏が眠っているとは知らず。
広い墓地内をあてもなく歩き回って
偶然見つけることができたのは奇跡に近い！
凛々しく立つドゥーロフ氏。素敵なお墓でした。
モスクワにもやっと遅い春が来て
気温がぐんと上がった週末に行ったので、
墓地の至るところで小さな花が咲き乱れていました。
それはもう、本当に気持ちがよくて。
私、死後は散骨してほしい派なのですが、
この日ばかりは「ああ、こんな環境に
いることができるならお墓に入ってもいい…」と
心変わりしそうになっていたほど！
ま、モスクワは冬が長いので
今回みたいな景色は1年のうち
ほんの一瞬ですが…。
緑がない季節も、それはそれで
また異なる趣があると思いますが、
木々や花々が芽吹き始める春以降の
訪問をおすすめしたい場所でした。
墓地の入り口は修道院とは別。
修道院の入り口に向かって左側から
道沿いに歩くと着きます。
入場料は無料です。
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「ノヴォデヴィチ女子修道院」
Новодевичий монастырьがあります。
先日、その修道院に併設された
墓地に行ってきました。
ロシア大統領を務めたエリツィン、
ソ連の最高指導者だったフルシチョフ、
作家のゴーゴリもチェーホフも
ここに眠っています。
1898年から造営が始まったという
この墓地には実に様々なタイプの
お墓があるのですが、故人がどんな
人生を送ってきたということを
立体的に表したお墓が目を引きます。
以下、ぜひ見ていただきたいお墓ベスト4！
①手前に寝ている犬がかわいい。
ピエロであり俳優であり、
かつて率いたサーカスが彼の死後、
その名を冠するようになったニクーリン。
Юрий Владимирович Никулин氏。
②二度「Герой Советского Союза（ソ連邦英雄）」という
ソ連最高の栄誉称号を授与されている
Виталий Иванович Попков氏。
私のロシア語力ではWikipedia読んでも
どんな功績が称えられているのか
よく分かりませんが！
飛行機乗りだったぽいことは
もうこのお墓を見れば一目瞭然。
モスクワの労働者家庭に生まれ育ち
ここまでの功績を残した人らしいので、
市民から親しまれているせいなのか、
はたまた何か違う理由からなのか、
どのお墓よりもたくさんのバラが手向けられていました。
③半端ないイケメンだったことが
手に取るように分かる、俳優の
Вячеслав Васильевич Тихонов氏。
「戦争と平和」に出ていた人だそう。
日本語版Wikipediaもあった。
彼の後ろに掘り起こされていた、
宗教画のような絵が美しかった。
④さて、私が1番興奮したのはこの方のお墓。
先日見に行った、動物劇場を作ったドゥーロフ氏！
参考）【街歩き】癒されスポット「ドゥーロフ動物劇場」
ここにドゥーロフ氏が眠っているとは知らず。
広い墓地内をあてもなく歩き回って
偶然見つけることができたのは奇跡に近い！
凛々しく立つドゥーロフ氏。素敵なお墓でした。
モスクワにもやっと遅い春が来て
気温がぐんと上がった週末に行ったので、
墓地の至るところで小さな花が咲き乱れていました。
それはもう、本当に気持ちがよくて。
私、死後は散骨してほしい派なのですが、
この日ばかりは「ああ、こんな環境に
いることができるならお墓に入ってもいい…」と
心変わりしそうになっていたほど！
ま、モスクワは冬が長いので
今回みたいな景色は1年のうち
ほんの一瞬ですが…。
緑がない季節も、それはそれで
また異なる趣があると思いますが、
木々や花々が芽吹き始める春以降の
訪問をおすすめしたい場所でした。
墓地の入り口は修道院とは別。
修道院の入り口に向かって左側から
道沿いに歩くと着きます。
入場料は無料です。
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