【モスクワで出産】GMSの妊婦健診内容&費用
妊娠が分かってすぐに始めたのは、妊婦健診を受ける病院のリサーチ。
英語対応可能な医師がいるところが絶対条件なので、候補に上がったのはEMCとGMSでした。普段はEMCを利用する我が家、GMSへは一度も行ったことがなかったので、まずEMCの詳細を調べるとなんともうすぐ産院もオープンするとの情報が!(2017年7月くらいのオープンだったと記憶しています)
※以下の情報は全て2017年夏頃のものです。
健診も出産も同じ病院で出来るならその方がいいねーと料金を調べてみると、
た…高い!!
妊婦健診パッケージ:約50万円
出産パッケージ:約100万円(最も安い部屋、医師を選んだ場合)
我が家の場合、会社からの補助などはないため、あまり条件が変わらないのであれば少しでも安いところを探したいところ。そんな事情もあり、GMSに決めました。
妊婦健診には、料金がお得になる「パッケージ」を買う方法と、都度支払いをする方法があります。我が家はモスクワでの出産を当初から決めていたのでパッケージを買いました。
GMSの妊婦健診パッケージ(GMSではプログラム、と呼ばれる)は三種類ありました。カッコ内の名前は私が勝手に命名したものです。
1st programme(基本パッケージ)
※147,000ルーブル(約273,420円)
・産婦人科医による診察(10回)
- 風疹抗体、HIVなどの各種血液検査、クラミジアなどの内診検査、後期のNSTなども全て含まれています。
・初期の超音波検査(8週)
・出生前診断(2回)
・超音波検査(18-21週、32週)
・胎児超音波、ドップラー超音波検査(32-34週)
・内科医による診察(2回、心電図1回)
・歯科医による診察(1回)
・耳鼻科医による診察(1回)
・眼科医による診察(2回)
・体重、血圧測定、尿検査等の検査
・産後、産婦人科医による診察
・産後、新生児医による赤ちゃんの診察
2nd programme(基本パッケージ+α)
※178,000ルーブル(約331,080円)
・上記基本パッケージの内容全て
・担当医への電話相談ができる
・救急車の要請ができる(5回まで)
・産婦人科医と相談の上、内科医の診察を受けることができる
3rd programme (VIPパッケージ)
※199,000ルーブル(約370,140円)
・上記基本パッケージと、基本パッケージ+αの内容全て
・VIP部屋でのintravenous therapy(これ何だか良く分かってません)
・皮膚科医、神経科医、内分泌科医など各専門医による診察を受けることができる
我が家は、日本にいたとしたらどのレベルのケアを受けるか?を基準に、最低限の内容となる基本パッケージを選びました。と言っても、眼科医、耳鼻科医、歯科医による診察なども含まれ手厚いものではあります。
契約当初、「え~眼科医の診察って妊娠関係ある~?その分安くしてくれればいいのにね~」とか言っていた私ですが、見事後期に目がチカチカする症状に襲われて普通にお世話になりましたすみません!妊娠中は目のトラブルも多いらしいです。入って安心GMSパッケージ!(よっ!)
※契約は、Client Service Managerの方がサポートしてくれます。
ちなみに、初回の診察はパッケージ購入前の診察だったのですが
・産婦人科医への初診
・超音波検査
・子宮頸がん、梅毒、クラミジアなどの各種検査
を受けて14,465ルーブル(約26,904円)でした。
日本の診察との違いは、妊婦の年齢等に関わらず全員を対象として出生前診断が行われることと、健診回数が多少異なる(臨月に入っても2週間に1回が基本等)、尿検査は毎回やらない、ということくらいだった気がします。(尿検査は診察の回数分できる、とパッケージの内容にはあるのでドクターが必要を感じればやるという形なのだと思われます)
エコーも毎回じっくり見てくれていましたし、4Dも何とか良い角度で見せてくれようと何度もトライしてくれたり。比較対象は息子妊娠時の病院しかないですが、妊婦健診として満足度の高いものでした!
※円換算は本日(2018年2月12日)のレート、1ルーブル=1.86円で計算しています。